試験の助手席に座る運転免許技能試験官は、ドライバーの何を見ているのか。現場の知見を集約すると、見るべきポイントは「危険予測」と「メリハリのある加減速」に集約される。
特に最初の関門である仮運転免許技能試験では、安全確認の漏れや脱輪が命取りになる。後方の確認で首を振る角度が甘かったり、信号のない交差点で減速を怠ったりすれば、その瞬間に不合格が確定する。続く本運転免許技能試験では、路上での周囲の交通への気配りと円滑な車線変更が厳しく精査される。法規走行を機械的にこなすのではなく、交通の流れを乱さない自然な判断力を見せることが突破のカギだ。