キャッシュレス決済の普及率が40%を超え、現金取扱コストの削減が金融機関全体の至上命題となっている昨今、郵便局の窓口両替に対するスタンスも年々厳格化しています。家計防衛とタイムパフォーマンスの観点から、郵便局の利用が向いている人と避けるべき人の条件を整理しました。
郵便局での両替・金種指定払戻しが向いている人
・少額の新札(1〜50枚)を急ぎで用意したい人:結婚式のお祝い金や数人分のお年玉など、50枚以内の金種指定であれば、他行のような高額な両替機利用料を払わずに無料で即日調達できます。
・生活圏内に郵便局があり、コツコツ小銭を処分できる人:1回50枚のルールを守り、数回に分けて入金できる人にとっては、コストゼロで硬貨を整理できる貴重な拠点となります。
郵便局での手続きを避けるべき・他手段を検討すべき人
・数百枚〜数千枚の大量硬貨を一括処分したい人:手数料で数千円単位のコストが吹き飛ぶため、郵便局での一括入金は経済的合理性がありません。硬貨対応セルフレジでの日常的な買い物消費や、硬貨無料枠が残る一部地方銀行・信用金庫の活用が賢明です。
・ゆうちょ銀行の口座や通帳を持っていない人:郵便局窓口での金種指定払戻しにはゆうちょ口座が必須となるため、口座がない場合は口座開設の手間をかけるよりも、口座を保有する民間銀行の両替機を利用するほうが合理的です。