二階堂ふみと新井浩文の衝撃 名作『ヒミズ』から探る共演の真実の全体像を詳しく解説してご紹介します。

古谷実の同名漫画を実写化した映画『ヒミズ』。メガホンをとった園子温監督は、東日本大震災直後の空気感を作品に落とし込み、過酷極まる撮影現場を作り上げた。その中で当時若手だった二階堂ふみは、絶望と希望の間で叫び続けるヒロイン・茶沢景子を体当たりで演じきった。

この作品で凄まじい存在感を放ったのが新井浩文である。暴力と虚無が支配する世界観の中で、登場人物たちの持つ危うさを体現し、二階堂ふみが放つ青い熱量と共鳴。互いの感情を容赦なくぶつけ合う共演シーンは、観る者の息を止めさせた。