米国カリフォルニア州に本社を置くウーバー・テクノロジーズは、最高経営責任者(CEO)ダラ・コスロシャヒの指揮のもと、世界中でプラットフォームの革新を進めてきた。個人事業主が配達を担うギグ・エコノミーの仕組みは、配送料の柔軟性と迅速な配送スピードを実現した一方で、配達員のスキルやモラルにばらつきが生じる要因にもなっている。
集合住宅のオートロックや複雑な敷地構造が多い日本の都市構造も、配達ミスが起きやすい一因だ。対面受取であればドア越しに確認できるが、置き配では配達完了通知と写真一枚で取引が完結する。そのため、わずかな勘違いが「商品が行方不明になる」という深刻な事態を引き起こす。