どれほど優れた資材であっても、施工時のわずかな油断が命取りになる。ミラーシール施工で最も多い失敗は、シートと下地の間に巻き込まれる微細な気泡や、貼る面の歪みによる「ブチブチした反射の歪み」だ。これを完全に回避するためのプロのノウハウをまとめた。
まず必須となるのが下地処理。壁面のほこりや油分をアルコールで完全に拭き取り、平滑な面に仕上げる。シートを貼り付ける際は、中心から外側に向けてヘラや柔らかい布を滑らせ、密着させていくのが鉄則だ。さらに、下地に薄いアクリル板や合板を挟むことで、壁紙の凹凸を拾わずにガラス鏡同等の澄んだ美しい映り込みを実現できる。