ここまで5人乗りのリスクを列挙してきましたが、特定の用途においては5人乗りこそが「唯一無二の正解」となります。その最たる例がシエンタ 5人乗り 車中泊 フルフラットを求めるシーンです。
5人乗り仕様の後席には「チルトダウン機構」が採用されており、背もたれを倒すと座面ごと沈み込んで床面と完全にツライチの平面を作り出します。荷室長は最大で2,045mmに達し、大柄な成人男性2名が余裕で足を伸ばして就寝できるフラット空間が完成します。
7人乗り仕様の場合、シートの厚みや段差、タンブル格納したシートの出っ張りによって車中泊には専用のマットや段差解消クッションが必要となりますが、5人乗りなら薄手のマット1枚で快適なベッドスペースが完成します。また、ロードバイクなどの自転車を前輪を外さずにそのまま2台積載したいアクティブ派にとっても、5人乗りの低床フラット設計は絶大な威力を発揮します。